専門学校で保育士の資格を取る

保育士の資格を取るには、4年制の保育科のある大学に行かなければならないと考える人もいるでしょうが、保育科の短大や専門学校でも取得する事が出来ます。短大では2年間学校に通い、専門学校では2年間の所と3年間の所があります。一般的には2年制の所が多くなっています。国家試験は受ける必要はありません。

大学や専門学校を卒業できれば、卒業証書と一緒に保育士資格と幼稚園教諭の免許状が貰えます。保育士の資格を取得するには、一般教養の他に専門的な授業があります。例えば、子供向けのリトミックの授業やダンスの授業もあります。この様な体育の授業が一週間に数回あります。

また、ピアノの授業もあります。保育園ではあまりピアノは使いませんが、幼稚園に勤務する場合は毎日の様にピアノを弾かなければなりません。ピアノを習っていない人にとっては、大変かもしれませんが、初心者には一から教えて貰えますので心配はいりません。このピアノが得意か不得意かで幼稚園勤務にするか保育園勤務にするかの選択をする人も多いです。

ピアノが苦手な人は、保育園勤務を希望する人が多いです。資格を取得するのに、必ず行わなければならないのが教育実習です。保育園と幼稚園のどちらも数週間ずつ実習に行きます。それぞれ家の近所の幼稚園や保育園に振り分けられます。

クラスに入り、担任の先生の指導を受けます。毎日、日誌をつけて提出します。現在は保育士不足の時代なので、資格が取得出来れば、就職先は沢山あります。