皮膚科というとアトピー性皮膚炎や湿疹などの皮膚の病気を治すというイメージがありますが、美肌のための医療行為をおこなう皮膚科もあり、加齢によるシミや皺をなくしたり薄毛などにも対応しています。1つに注射によりヒアルロン酸やボトックスを注入する方法があります。ヒアルロン酸は人間の皮膚に存在しているおり肌にツヤや弾力を持たせるもので、人由来のもですから安全です。ボトックスは筋肉の働きを抑えるボツリヌス菌が発生する毒素で、筋肉を動かすことによってできる皺を目立たなくします。

小顔治療や部分やせなどにも利用されていますが、持続性が無いので定期的な注射が必要です。他には医療用のLEDを使い波長の違う光を照射することで、肌のツヤや張りを復活させる方法があります。特定の波長の光をピンポイントのターゲットに当て、色素を除去する方法もあります。皮膚の表面に酸性の薬剤を塗り、古い角質や老廃物を取り除く治療法も使われます。

ビタミンCはコラーゲンを増やす作用や抗酸化物質の生成を助ける作用があり、点滴により体内に注入します。プラセンタは胎盤のことでヒアルロン酸やコラーゲンを豊富に含み、これを注射することで肌の老化防止に効果があります。ビタミンC誘導体やプラセンタなどの美容成分は浸透しにくいので、微弱な電流を使って肌の奥へ届けるようにします。薄毛に関しては特に女性は気になるところですが、多くは頭皮に問題があります。

老化やストレスに加え間違ったヘアケアも原因と言えますが、現在では発毛を促す内服薬が認可されています。医療機関によって施術方法は違いますが、専門の皮膚科で見てもらえるのは安心です。

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